国内
女王国の城 (創元クライム・クラブ)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 60回この商品を含むブログ (247件) を見る15年ぶりの江神シリーズだけど、ボクが待ったのは実質2年。 中盤のアクション…
遠まわりする雛作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 148回この商品を含むブログ (251件) を見るすばらしい。米澤穂信全開の古典部短編集。 ミステリとしては小粒だけど、きれいな落とし方をしてくれ…
バッド・チューニング作者: 飯野文彦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/08/25メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (22件) を見る下劣な妄想趣味を満たしてくれるすばらしい作品でしたとさ。 人を選ぶと巷で評判だけど、実はこういった…
インシテミル作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/30メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 598回この商品を含むブログ (348件) を見る米澤といえば青春ミステリだけど、今回はミステリがメイン。 ルールブックに詰めの甘さがあるらしい…
ソロモンの犬作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/08メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (87件) を見るサイン本。道尾のサインは3冊目。 道尾の書く青春小説はおもしろかった。 主人公はまごうことなき童貞である。 …
イナイ×イナイ (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/10メディア: 新書 クリック: 36回この商品を含むブログ (181件) を見る『古い大学で、金持ちの学生が多くて、卒業生ができるだけ沢山死んでいる』図書館。
人柱はミイラと出会う作者: 石持浅海出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ (79件) を見るもったいない! 石持ほどの書き手なら最初の3編の質を維持できたはずだ。 「厄年は怪我に注意」を境に無理…
世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (40件) を見る今までは八木の視点だったが、今回は純菜視点。 純菜は普通の(?)女の子として描…
六とん3 (講談社ノベルス)作者: 蘇部健一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/10メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (39件) を見る六とん愛好者は六とんをけなすことによって六とんへの愛を表現するのです。 ×××殺人事件のノリは六とんら…
首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 原書房発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 108回この商品を含むブログ (139件) を見るホラー要素は薄くなっているけどミステリとしてはすごい完成度だ。 三作目…
雨の恐竜 (ミステリーYA!)作者: 山田正紀出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (44件) を見る青春小説として高く高く評価したい。 山田正紀は初めて読んだけど少し独特な文体だった。 事件の解決…
酸素は鏡に映らない (ミステリーランド)作者: 上遠野浩平出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 47回この商品を含むブログ (83件) を見る上遠野浩平ありきで読んだのでジュブナイルミステリとして読めなかった。 あ…
片眼の猿 One‐eyed monkeys作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/02/24メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (100件) を見る大技はなかったと思うが、小技は道尾らしくきれいに技巧を凝らしている。 ただ帯の内容ほどのもので…
「少年検閲官」を読了。 北山猛邦2冊目。 終末的な雰囲気がいいですね。 森博嗣の「女王の百年密室」を思い出した。 トリックはバカミスの範疇に入りそう。 動機は好きです。
「ηなのに夢のよう」 ミステリではなくミステリィだったね。 ミステリィ部分でないところで衝撃が。
SFセミナーでの話にあったミステリーの短編を切り詰めると只のクイズだという言葉を思い出した。 誰が言っていたのかは忘れたけど。 でもこれは短編ではない。 一応連作短編という形に近いけど。 どの謎もおもしろかった。 首の話のアイデアがいいねぇ。 最…
「天使が開けた密室」 富士ミスだから何が起きてもおかしくないと思っていたが、 普通のミステリだった。 タイトルに込められた意味は、なるほど納得。
「ピカルディの薔薇」を読了。 表題作は「凶鳥の黒影」に掲載されていたもので、 思わずにやけてしまうような「虚無への供物」へのオマージュが散りばめられている。 ごちそうさま。
赤朽葉家の伝説作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (506件) を見る傑作。 桜庭一樹よ、良くぞ、書き切った。 「砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない」、「少女に向かない…
「ステーションの奥の奥」山口雅也 「さよなら純菜 そして、不死の怪物」浦賀和宏