なぜ昨日アンテナが更新しなかった？

「されど罪人は竜と踊る」を読んだ。
これでやっと堂々と云える。
浅井ラボのブログが好きだっー！

言われているほど読みづらくはなかった。確かに普通のラノベより時間はかかるけど。
内容的には二つの事件がうまく絡まってなかった。
二つの事件がつながるのはわかるけど、過程が噛み合ってない。
二つの話を無理矢理くっつけたように見えてしまう。

でもこのラノベはガユスとギギナの会話が楽しい。
文章の大半を占めるガユスの一人称は地の文でさえ相棒を思いやるデレがない。
ギギナのガユスに対する態度も酷い。
相棒への徹底的な罵詈雑言は逆に二人の絆の深さをボクの脳内で補完してしまう。
まさしくツンデレ！
もし二人が優しい言葉を掛け合ったらボクは失望してしまうだろう、あってたまるか！
No.6とは対極の存在。

世界観が結構つくりこまれている。
無理しなくっていいよってくらいに。
文系を馬鹿にするように化学知識が出てくるけど、
根本的な設定は別にしてどこかにトンデモ設定があるのかは理解不能。