善意100%の

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

前半はギリギリ耐えられるという状態だったが、
「冬の贈り物」あたりから、けっこう大丈夫になった。
あさのあつこを読んでいると耐性がつくね。
もうこいつはしょうがない奴だなぁという感じで許してしまった。
それでも何度か気持ち悪くはなった。
鳥井と坂木の関係については別にいいんだけど、
坂木のその関係についての説明にはちょっと……
ミステリ部分はおもしろい。
日常の謎が好きというわけではなくて、人間関係についてのものだから。


完結しているということは、この関係がどうなっていくのか決着がつくということだと思うので、
最後まで読んでもいいかな。