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スノウ・クラッシュ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

スノウ・クラッシュ〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

たくさんのアイデアを書き散らしてできあがったポストサイバーパンクSF。
細部のニュアンスが理解できない部分が多かった。
物語の大筋をつかむのは簡単なんだけど、
登場人物の言葉や地の文に書いてあることが、何を示しているのかわからなかった。
読み手としてのレベルが低いせいもあるけど。
シュメール文明、宗教、言語、ウイルスを合わせてうまく問題提起したと思うけど、
終盤でその問題がどこ行っちゃったのという感じでどこかに行ってしまった。
おもしろかったけど、読むのが少しつらかった。
なぜこの表紙イラストにしたのかわからない。