フリッツ・ライバー、ジャック・リッチー、
エリスンラファティスラデック、ディッシュ
ディヴィッドスンなどなど
名を連ねる作家は有名所ばかり。
そんな異色作家短篇集のアンソロジーアメリカ篇。
各作家の短篇の中で堅実なつくりのものを選んだ感じで、
安定したおもしろさ。
どれも未訳作品らしいけど。


ロバート・クーヴァーの「ベビーシッター」は構成が特殊でわかりづらかった。
おもしろくはあるが、状況を把握できなかった。少し適当に読んでいたせいもあるけど。
ウィリアム・コツウィンクルの「象が列車に体当たり」はそのまんま。
馬鹿馬鹿しい話だが、おもしろい!
ラファティの「浜辺にて」は相変わらず、おかしな話。
ディッシュの「狼の一族」は語り方が好き。


ボクはアンソロジーを読むのがあまり好きではないようだ。
やはり一人の作家の作品を一冊で読みたいと思ってしまう。
アンソロジーを編集するのは楽しそうだけど。