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パプリカ (新潮文庫)

新装版 大いなる助走 (文春文庫)

ロートレック荘事件 (新潮文庫)

家族八景 (新潮文庫)

七瀬ふたたび (新潮文庫)

エディプスの恋人 (新潮文庫)

恩田陸が好きだとかグレッグ・イーガンが好きとかいう人はなんとなく傾向がわかるけど、
筒井が好きだという人はよく傾向がわからないわけです。
だから苦手意識をなくそうと読んでみました。
・パプリカ
おもしろかったけど、パプリカってビッチだ。
・大いなる助走
文壇批判の話。
オチのひどさを差し引いても読んだ中で一番好き。
・ロートレック荘事件
ミステリ読み始めた頃に手に取りたかった。
これはこれであり。
あらすじの前人未到のメタ・ミステリーというのには腹が立つが。
・七瀬三部作
男であることに絶望しそうになる。
「家族八景」がよかった。
周りの評価が高かった「七瀬ふたたび」はそれほどではなかった。
「エディプスの恋人」は蛇足だ。

それにしてもこの作家はいやらしいな。