■
復讐の序章 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (631))
- 作者: ジャック・ヴァンス,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/10
- メディア: 文庫
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
殺戮機械 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (635))
- 作者: ジャック・ヴァンス,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/10
- メディア: 文庫
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
愛の宮殿 (ハヤカワ文庫 SF―魔王子シリーズ (641))
- 作者: ジャック・ヴァンス,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/11
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: ジャックヴァンス,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/03
- メディア: 文庫
- クリック: 157回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 作者: ジャックヴァンス,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/06
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
・アトル・マラゲート
・ココル・へックス
・ヴィオーレ・ファルーシ
・レンズ・ラルク
・ハワード・アラン・トリーソング
家族を惨殺し、故郷を破壊した5人の魔王子に復讐するべく
カース・ガーセンは立ち上がる。
全5巻なので1巻で1人の魔王子と戦うというかたちをとっている。
どの巻も魔王子についての手がかりが見つかり、それをたどることで彼らにいき着くという構成。
いかに魔王子を出し抜くかということで、SFではなくエンタメ的な楽しさがあった。
やはり魔王子たちがこの物語の主人公であって復讐する男ガーセンは引き立て役に過ぎない。
どいつもこいつも魔王子は非モテ、非コミュ、DQNのクズばかり。
5巻である「夢幻の書」について
タイトルの意味が切ない。魔王子であるトリーソングが若かりし頃に書いた小説のタイトルで、
これを友人に見られ、その友人を殺してしまう。
ガーセンの読んだ感想は“青二才の大言壮語”。まさしく中二病。
さらにこのトリーソングは小さい女の子にいたずらしたり、好きな子に振られるはの、ひどい人生。
挙句の果てに同窓会では当時のいじめっ子に復讐するという始末。