ディファレンス・エンジン ギブスン&スターリング

ディファレンス・エンジン〈上〉 (角川文庫)

ディファレンス・エンジン〈上〉 (角川文庫)

ディファレンス・エンジン〈下〉 (角川文庫)

ディファレンス・エンジン〈下〉 (角川文庫)

一回読んだだけじゃ、よくわからない。
マロリーの冒険活劇があろうと長ったらしい途中でだれそうになる小説。
最後の最後、下巻377P4行目で驚いたけど。
汚染された空気、糞尿まみれのロンドンの描写は良かった。


巻末付録の差分事典を書いたのは何とアイリーン・ガン!
読み終わったあとはディファレンス・エンジンが自我を持つに至った過程を書いた作品だと思ったけど、
(“私”という表現が出てきたのは確か最後だったし。)
実はディファレンス・エンジンの回想だったらしい。