奇術師 クリストファー・プリースト

おもしろかった。
「双生児」より格段に読みやすい。
二人の奇術師の確執が手記というかたちで記されている。
当然信用できない語り手。
語りによって偽るボーデンと手記を破棄するエンジャ。
手記に対するアプローチがそれぞれ違うのが興味深かった。