ブルー・シャンペン ジョン・ヴァーリイ

ブルー・シャンペン (ハヤカワ文庫)

ブルー・シャンペン (ハヤカワ文庫)

質の高い短編集でおもしろかった。
SF的なアイデアはありふれたものだけど、
変態フィルターを通すことで独特なものになっている。
以下よかったもの。
「プッシャー」
バックベアードも説教を始めてしまうロリコンSF
「ブルー・シャンペン」
この中では一番好きかも。
結末が苦々しい。義体を持つ女性との恋愛を描いた話。
「タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ」
表題作の続編。
アル中の幼女という発想は今までなかった。
「PRESS ENTER■」
読んでいて古いなぁと思いつつもサスペンスな雰囲気で楽しめた。
妙技シリコン・バレー・ツアーの下品さに笑ってしまった。