氷 アンナ・カヴァン

氷 (1985年) (サンリオSF文庫)

氷 (1985年) (サンリオSF文庫)

おもしろかった。
独特の文章によって作品にのめり込んでしまう。
世界の破滅が迫ろうと少女に対する妄執が変わらない主人公はセカイ系のようでいて、
支配欲丸出しだから、共感しそうになりながらも気持ち悪さは抜けきれない。
あとオールディスは何を持ってこの作品をSFとして絶賛しているのかわからない。