死亡した宇宙飛行士 J・G・バラード

以下良かったもの。
「最終都市」
バラードらしからぬさわやかな終わり方。
都市の復興から荒廃までめまぐるしく描かれている。
「低空飛行機」
飛行機で低空飛行する男の目的。
「死亡した宇宙飛行士」
素晴らしい。何て皮肉な贈り物か。
今まで読んだバラードの中でベスト短編。
「ウエーク島へ飛ぶわが夢」
解説より

記憶の奥底に沈みこんだ宇宙飛行と、無意識から上昇してくる“覚醒の島”への妄想の飛行という二つの集点を持つ時空楕円構造体の内に、無名の人間の内宇宙の風景をクリスタライズさせた傑作。科学と小説がこれほど見事な融合を見せたSFはかつてなかったといっていいだろう。

一回読んで解説をみて何を云ってるんだと思ったけど、
3回位読んだら何となく雰囲気は感じ取れた。
そして忘れた。これもベスト短編かもしれない。
通信衛星の天使たち」
神童を扱った話。