天の光はすべて星 フレドリック・ブラウン

レムの「星からの帰還」を読んでしまうと宇宙飛行なんてするもんじゃないと思ってしまうのだが、
この作品を読むとマックスの宇宙にかける情熱に泣けてきてしまう。
このひたむきさに感心しつつも一筋縄ではいかない結末には虚しさを感じる。
単純なサクセスストーリーでなくてよかったとは思うが。