蝉の女王 ブルース・スターリング

蝉の女王 (ハヤカワ文庫SF)

蝉の女王 (ハヤカワ文庫SF)

サイバーパンクの煽動者スターリングが紡ぐ<工作者>シリーズの短篇集。
「巣」が一番おもしろかった。
やはり結末で提示される<群体>のあり方には圧倒された。
順当に行けば「スキズマトリックス」を次に読むべきなのだが、
正直「ニューロマンサー」でリタイアしかけた身としては挑戦する勇気がない。