鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一

鳥はいまどこを飛ぶか (ハヤカワ文庫 JA 65)

鳥はいまどこを飛ぶか (ハヤカワ文庫 JA 65)

思っていたよりは読みやすかった。
表題作は

この小説は、最初の二小節と最終の二小節以外ののaからlの配列を任意に変更して読んで下さって結構です

となっているけど、そうする意味があまりないような気がした。
いちばんおもしろかったのが「虹の彼女」で、こういう別の世界に行きたいと願う話は好きだ。
もう少し海外のニューウェーブを読んだら次の作品に挑戦するつもり。