私の男 桜庭一樹

私の男

私の男

素晴らしい作品ではあるけれど、読んでいて気持ち悪くなった。
毒にあてられた。ここまで濃い情愛だとは思ってなかった。
当分家族をテーマにした小説は読みたくない。
ミステリとしては過去に遡ることで登場人物の言葉に込められた意味がわかるという構成。
こういうのはありだなと思った。