ねころふぃりあは地球儀を目指す。

 三日目の続き。コウモリの洞窟を旅立った一行は風穴まで死のロングウォーク。歩きながらpineと21を言ったら負けのゲーム(正式名称不明)。二人とも途中まで必勝パターンを忘れていた。売店で昼食後、風穴へ突入。風穴に下りる階段に着いたときデジャビュを感じた。そういえばここに来たことがある。中三のとき通っていた塾の卒業旅行で来た場所だった。近くに来てるとは思っていたが同じ場所とは思っていなかった。中三のときここで氷に足を滑らせてコケたことを思い出す。もう過ちは繰り返さない。足に全神経を集中させる。マヌケな人間はここでスキがでた頭を鍾乳洞にぶつけてしまう。すばらしいネタになることだろう。でもそうは問屋が卸さない。無事に出口にたどり着いてしまった。ネタ作りって大変だね。時間が余ったので氷穴組みと湖組みに分かれる。ボクは湖組み。こういう場合、どちらか一方のグループは事故とか心霊現象で全滅と相場は決まっている。もちろんそんな劇的な展開にはなってくれなかった。時間が足りないので湖に着く前に引き返すことになる。これって負け組みってこと?結局死体には出会えなかった。死体のない樹海は下ネタのないfortune、チーズを残す左膳くらいしっくりこない。きっとみんな(一部?)も残念がってたことだろう。煉炭の一つや二つ落ちててもいいのに……
 バーベキュー。それは己の自己主張を賭けた戦いだ。積極性がものを言う。消極性の塊であるボクは負け戦を覚悟で戦いに挑む。結果は当然のことながら完敗。残り物に群がる哀れなハイエナです。お茶ばかり飲んでました。威風堂々と肉にありつくlight。自分の器の差を思い知りました。article先輩の焼きそばで飢えをしのげてよかったです。虫も一緒に食べたかもしれないことは忘れましょう。