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- 作者: 神林長平
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1986/07/01
- メディア: 文庫
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強調される大人と子供の対立。大人であるということは言葉を使わなければいけないということ。言葉を使わない感応力があるのに言葉を費やさなければいけない大人のあり方に三日月は反発する。シニカルではなくて、怒りに満ちている三日月には古さを感じたけど、それはお前がラノベばかり読んでいるからだと自分に云いたい。
青臭いといってしまえばお終いだけど、こういう話好きなんだよなぁ。
作中で何度か使われる“肉の塊”。主人公が大人に対する反発として使う言葉。ユヤタンやん。これ読んでたのかな?